つくりました。Nstock社の評価制度(第2話)

こんにちは、Nstock代表の宮田です。

前回、「いま作ってます。Nstock社の評価制度(第1話)」で紹介したNstock社の評価制度、この1月から実際に運用をスタートしています。

今後、組織拡大にともない制度自体も変わっていくと思いますが、現時点でどうなっているのかをご紹介します!

制度の概要

20〜100名くらいの規模でしっかり機能して、運用の負荷も軽そうな制度を設計しました!

コンセプト

  • 運用負荷が軽い制度にする
  • 耐用年数 2〜3年

昇給

  • 半期のミッション(業績など)を達成していれば、一律で全員昇給
  • 圧倒的に成果をだしている人は+αの昇給アリ(等級UP or 等級内で大幅昇給)

あるもの

  • 等級制度(≒ 報酬レンジ)
  • 等級の判定(オファー時、試用期間終了時、その後は半年に1回)

ないもの

  • 半期ごとの個人目標設定と、個人目標に対する個人評価

等級制度(≒ 報酬レンジ)

給与レンジ

等級は8段階に別れていますが、現在は多くの社員が4〜5等級に集中しています。

報酬レンジは「職種グループA」と「職種グループB」に別れています。「エンジニア、PdM、デザイナー」が職種グループBで、それ以外の職種は「職種グループA」のレンジが適用されます。

画像には「職種グループA」と「職種グループB(エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナー)」のタイトルで2つの棒グラフが含まれています。両グラフともに、1等級から8等級までの各等級における給与の範囲を「万円」単位で示しています。職種グループAのグラフは青色で、1等級300万円から400万円、2等級350万円から500万円、3等級450万円から700万円、4等級600万円から900万円、5等級800万円から1,300万円、6等級1,200万円から1,800万円、7等級1,800万円以上、8等級は2,000万円以上です。職種グループBのグラフは紫色で、1等級300万円から400万円、2等級350万円から500万円、3等級450万円から800万円、4等級750万円から1,200万円、5等級1,000万円から1,500万円、6等級1,400万円から1,800万円、7等級1,800万円以上、8等級2,000万円以上です。縦軸は共に0から2,000万円以上を示し、横軸は等級を表しています。

等級要件

各等級に求められる要件も、言語化しています。

「要件①」と「要件②」は各等級毎に異なりますが、「要件③」は「1〜3等級」「4〜5等級」と「6〜8等級」の3段階のみです。

日本語で書かれた職務評価表で、1等級から8等級までの能力要件が詳細にリストされています。1等級は「経営力:セルフコントロールできる」、「ミッション設定と実行力:上部の指示・指導を細かく受けながら、一緒に仕事を進めることができる」、「成長変化力:なし」。2等級は「経営力:自チーム内で協働できる」、「ミッション設定と実行力:上部の指示に基づき、自分を進めることができる」、「成長変化力:なし」。3等級は「経営力:他チームや他機能とも協働できる」、「ミッション設定と実行力:与えられたミッションを、自立的に実行できる」、「成長変化力:なし」。4等級は「経営力:他者を導きたり、周囲のメンバーと協業の小規模なプロジェクトをリードできる」、「ミッション設定と実行力:部門内チームのミッションに基づき、個人のミッションを自立的に設定し、提案・実行できる」、「成長変化力:他者からのフィードバックを素直に取り入れ、必要に応じてアプローチを変える」。5等級は「経営力:チームを主体的にリードできる or チームの成果にインパクトを発揮する」、「ミッション設定と実行力:会社や部門のミッションに基づき、個人またはチームのミッションを主体的に設定し、提案・実行できる」、「成長変化力:他者からのフィードバックを素直に取り入れ、必要に応じてアプローチを変える」。6等級は「経営力:事業や部門全体を経営視点でリードできる or 複数部門やPJの成果にインパクトを発揮する」、「ミッション設定と実行力:これまでの成果規模ではない新規領域ミッションを設定し、新たな価値をつくることができる」、「成長変化力:自己の価値観に対する共鳴、多様な価値観を受け入れて成長できる」。7等級は「経営力:会社全体をリードできる or 理論面にインパクトを発揮する」、「ミッション設定と実行力:ビジョン・ミッションを示し、企業価値を向上させることができる」、「成長変化力:自己の価値観に対する共鳴、多様な価値観を受け入れて成長できる」。8等級は「経営力:国内外業界にインパクトを発揮する」、「ミッション設定と実行力:企業価値を究極的に向上させることができる」、「成長変化力:自己の価値観に対する共鳴、多様な価値観を受け入れて成長できる」。表の最下部にある注釈には「『上位等級との違い(差)』に関連する部分を事実でハイライトしています」とあります。

給与レンジのところにも書きましたが、現在は多くの社員が4〜5等級に集中しています。

昇給率のターゲットは「年6%」

↓の表にも書いてありますが、下記のような内訳で、「年6%」の昇給になるようにしたいと思っています。

  • 一律昇給で年4%
  • 等級が上がった(or 等級内で大幅昇給)で年2%
  • 合計で年6%

今後のアップデート

あくまで「20〜100名くらいの組織だと、これくらいの軽い制度がよさそうだよね」という考えから、上記のような制度を検討しています。

まずはこの半年のお試し導入期間で様子を見ながら、適宜調整を加えながら運用していこうと思います。

いまのところ大きな問題はなさそうなので、大きなアップデートを加えることなく、微調整だけで100名くらいまで使えたらいいな〜。

ただ、2年後くらいに100名以上に規模になり、現行の制度では課題がでてきたら、刷新する必要があると思っています。フェーズの変化にあわせて、制度も変わっていくほうが自然ですよね。

最後に

おかげさまで、Nstockの事業は順調に進捗しています。6〜7月ごろには、大きなニュースもいくつか出せるかもしれません。

4/1には4名が入社し、うち2名は女性でした。長らく課題だった「女性からの応募が極端に少ない問題」も解消しはじめ、さらに3名の女性が夏までに入社予定です。やった〜!

いまNstock社に足りていないのは、特にエンジニアさんです。

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