「Nstockって、スタートアップ経験者しか採用してませんよね?」── Nstockに興味を持ってくれる皆さまから、たびたび聞かれる質問です。でも実際は、そうではありません。
今回話を聞く3人は、全員が「スタートアップではない業界」からNstockに入社しました。リーガルテックのメガベンチャー出身のソフトウェアエンジニア・伊藤 嘉洋(以下、michimani)、日系大手と中小ブランドで経験を積んできたグループセクレタリー・小西 遥(以下、koni)、フリーランスのアーティストだったコミュニケーションデザイナー・Rooo(以下、rooo)。スタートアップという未知の世界に飛び込んだ理由を聞きました。
「いちばん遠い世界に行きたかった」三者三様の入社理由
── まず、Nstockに入ったきっかけを教えてください。
koni:転職の軸はふたつありました。ひとつは「これまで経験したことがない、いちばん遠い世界に行きたい」。もうひとつは「日本の未来には希望があるよ」と、子どもに自信を持って言える世界づくりにつながる仕事をしたい。掛け合わせたときに「いちばん遠くて、日本の未来を良くできそうな場所ってスタートアップじゃん」と自然に頭に浮かびました。

michimani:前職の後半を新規事業の1人目エンジニアとして過ごし、何も整備されていない環境で動くカオスがけっこう楽しかったんですよね。次は会社自体が早いフェーズで、自分ごと化できるプロダクトに携わりたかった。
たまたま見かけたNstockメンバーのSNS投稿をきっかけに話を聞いたときに、「Nstockはスタートアップのためのスタートアップなんですよ」と言われてスッと腑に落ちました。自分が身を置く世界を内側から良くしていけて、巡り巡って自分にも返ってくる。バリューと中の人の様子にも乖離がなく、自然体な発信を見ていたので、初めてのスタートアップでもギャップなく入っていけそうだ、と直感できました。
rooo:ずっとフリーランスでやってきましたが、この先のキャリアを見据えて、一度立ち止まって企業で働くという選択肢もあると思った。最初は興味のあるファッションやアート、スポーツの分野なども考えましたが、好きだからこそ10年後の自分の姿がなんとなく想像できてしまう。「想像できる未来ってつまんないかも」と思うようになりました。
そんなとき、ライフステージが変わってお金の話がより身近になりました。興味はあるけど入り口がわからなかった金融という世界に、これまでの武器を持ち込んで飛び込めないか。そう考えるようになりました。
僕自身、美術教育を受けずにやってきた野良のアーティストです。同じような人をどう支えて世の中に知ってもらうかを考えていた時期もあったので、いいものをつくる人を応援することと、スタートアップを応援することが、自分のなかでつながった。それがNstockを選んだ理由です。

飛び込んでわかった「スタートアップの解像度」と、仕事の面白さ
── 実際に飛び込んでみて、印象や働き方の感覚はどう変わりましたか?
koni:入る前は「みんな若くて、勢いがあって、前のめり。指揮系統も統率されていないカオス」というステレオタイプを持っていました。でも飛び込んでみると、「スタートアップ」は大企業や中小企業と同じくらい、ざっくりした括り。Nstockのお客様もスタートアップなので、関わったり話を聞いたりするなかで、それぞれにカルチャー、想い、働き方がある、という多様なイメージにガラッと変わりました。
グループセクレタリーは、全社の事務・運営を横断的に支える業務です。できるだけ会社や事業の全体を理解したくて、いろんな役割の人と関われるこの仕事を選びました。メンバーのノイズを減らして、その人の力が最大限に発揮される環境をつくれるなら、自分のやることは何でもいいし、何でもやりたいんです。
michimani:飛び込む前は「創業者など一部だけがお金を得ていく」「ストックオプション(以下、SO)も中心メンバー以外には夢がない」というネガティブな印象がありました。でも、働きはじめて毎日のようにスタートアップの話を見聞きしていると、一部の経営層だけがうまくいけばいい、と考えている会社はほとんどない。従業員に還元しながら事業を伸ばそうとする会社が、たくさんある。以前の僕みたいな印象を持っている人には、「そうじゃないんだよ、もっと飛び込んでいきなよ」と伝えたいです。
仕事の面では、Nstockのエンジニアは打席に立つのがうまい人ばかりです。顧客のフィードバックに対してスピーディーに解決策を出しながら、みずから機能開発も推進できる。正直、そのスピード感に追いつくのは簡単ではないと感じる場面もあり、僕は落ちてくるボールを拾う役割を意識して動いてきました。次の1年は、もっと前に出ていくのが課題です。

rooo:「スタートアップらしさ」はまだうまく言語化できないんですが、あえてひとつ挙げるなら「自分で考えて行動することの大事さ」が、これまでよりさらに求められているなと感じます。Nstockでは具体的な指示が降ってくることはほとんどなく、課題を自分で設定して能動的に進める必要があります。
事業会社のデザインは、アウトプットの品質と売上が直結しにくい性質があります。正直なところ「いまの自分の仕事は、事業に貢献できているかな?」という疑念がゼロではないけれど、逆に言えば、事業成果につなげるためにやれる余地が大きい。それがモチベーションです。Nstockではデザイン以外の仕事が求められる場面も多いのですが、僕にとってデザインはひとつの手段。自分が楽しめる限りは柔軟に動けるので、デザインだけをやりたい人には難しい環境かもしれません。
自分のWillと、Nstockのミッションが交わる場所
── あらためて、いま、どんなモチベーションで働いていますか?
koni:先日、小学生のうちの子に「高度経済成長期とバブルってどう違うの?」と聞かれて、説明していたら「もう、そういう時代は来ないのかな?」と言われたんですよ。
たしかに、同じような成長を実現するのは難しいかもしれない。でも未来を良くするために挑戦している会社はたくさんあって、「ママの会社はそういう会社を本気で応援しているんだよ」と伝えました。それを自分の言葉で嘘がなく伝えられたこと自体が、私の気づきとモチベーションになっています。
あと、すごく稚拙なんですけど、Nstockメンバーみんなのことが好きだからです(笑)。一筋縄でいかないことにチャレンジして、苦しい場面もあるけど前向きに進み続けている。この仲間でベストを尽くしてうまくいかなかったとしても、「ここを選んだのは自分だから納得できる」そう思っています。
michimani:前職で「自分が仕事を楽しめていないと、家族も元気がなくなる」と痛感した経験があるので、楽しく働けるかは職場選びの大きな軸でした。Nstockでリモートワークしているとき、リビングに行くと家族から「楽しそうに働いてるね、仕事してるときのほうがむしろ楽しいんじゃない?(笑)」と言われることがあります。外から見ても伝わっているんだな、と。
rooo:社内に、人生の楽しみ方のお手本になる人がこんなにいるんだ、と感じられるのがモチベーションです。旅行、お金の使い方、家族との過ごし方、Nstockに入らなければ聞けなかった話ばかりで、僕の世界の狭さをグッと広げてくれています。
koni:雑談レベルでもポジティブな空気づくりがうまい人が多いですよね。一方で「しんどい」も素直に吐露できる空気があって、気持ちの切り替えも含めて受け止めてくれる。
rooo:そういう人たちの集まりこそがスタートアップなのでは、と勝手に解釈しています。

お知らせ
Nstockでは、一緒に働く仲間を募集しています。スタートアップ未経験でも、自分のWillとNstockのミッションが重なる入り口は、きっとあると思います。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

