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「Nstockの社員=全員入社前からストックオプションに詳しかった?」の真相

「Nstockの社員=全員入社前からストックオプションに詳しかった?」の真相

こんにちは!マーケターのminminです。

ある日、友人から「Nstockってストックオプション(以下、SO)の会社だよね?お前貰ったことあるっけ?」と言われたことがありました。何を隠そう、僕はストックオプションを貰った経験がありません。

その経験から、「Nstockへ入社する人=SOの何らかの経験がある人」と思われているのかも?と感じました。よくよく考えてみると当然そう思いますよね。

そこで、社員のみんなにその真相を聞いてみました。

SOを行使した経験があるのは3人に1人だけ

早速ですが、まずは社員(15名)のSOの付与、行使、売却などの経験をまとめてみました。

結果がこちら。予想していたとおり付与された経験がある人は88%と割合が高め。しかし一方で、行使経験のある人はたった38%しかいないことがわかりました。これにはとても驚きました。

何人かに詳しく聞いてみると、こんなことを言ってたりもしました。

過去スタートアップで何度か付与してもらったことはあるけど、結局一度も行使できていないからSOのことはあんまり分かっていない。

SOを売却した経験はたしかにあるけど、本当に全然わからないままに書類提出したりしてただけだからな〜。

そういえば、代表の宮田さんやPMの高橋さんも、創業当時はSOの知識がそこまで無かったそうです。元メルカリ社のドメインエキスパート野瀬さんが、入社時に「この人たちよりも、メルカリ社員のほうが詳しいわ~と思った」という話は、社内でも有名なエピソード。

結論、「SOの何らかの経験がある人は比較的多め、だけれども、決して全員がSOに詳しいわけではない」という結果になりました。

僕自身、入社当時は「やばい、自分だけ素人だ」と焦っていた経験があったのですが、みんな最初はそうだったと知り、安心した記憶があります。日々、たった1人だけSOの実務経験がある野瀬さんに、社員はあれこれと質問しまくっています。

社員向けの「SO勉強会」が定期開催

また、Nstockでは勉強会が定期的に開催されています。

SOとは、一言で表すと「株を決められた価格で買うことができる権利」なのですが、会社によって発行しているSOの種類も条件もさまざまで、近年では法改正が進んでいたりもして、キャッチアップすべきことが少なくありません。

そこでNstockでは、上述の野瀬さんに定期的に「SOドメイン勉強会」を開催してもらっています。

たとえば、「税制適格SOについて」「信託型SOって?」など。どれも本屋さんに行ったり、ググったりすれば回答はすぐに出てくるのですが、なかなか読むだけでは理解することができません。そのため、この勉強会は社員のリテラシーが上がるとても重要な機会になっています。

余談ですが、勉強会はただの座学ではありません。

野瀬さんからの厳しいノック(質問)が飛んでくるインタラクティブな機会になっています。勉強会の初めには「はい〜グローブをしっかり地面につけて腰は低く〜」という声掛けが定番。ボールを落とすと、そこから狙い撃ちに合うため全員必死です(おかげで急ピッチで知識が付きます!)。

たとえば今回、こういうノックが打たれました。

「manikiさん、眠そうですね!さて、ここで前回の勉強会の復習です。税制適格SOの2大メリットって何でしたか?」

「あの〜…あれですね、行使のときに税金を払う必要がなくて、株を売ったときに払えばいいんです!あと、給与より税金が安いです!」

「正解!そういうのを税務の言葉でかっこよく何て言いましたっけ?」

「えぇと・・・」

「Boo、ではhirosan!」

「課税の繰り延べと譲渡課税(譲渡所得としての課税)ですっ!」

「天才!では次!」

とこんな感じです。ぼーっとしていると宇宙人の姿をした野瀬さんに狙われるので、気が抜けません。

ノックを打っている野瀬さん(Google Meetのビジュアルエフェクト機能)

今後、どういう風にリテラシー向上しようと思っている?

野瀬さんに今後について聞いてみたところ、こう話してくれました。

株式報酬に関する勉強会のコンテンツを、動画やNotionで社内に溜めていき、誰でもいつでも見られるようにしていきたいと思っています。

これまで20回近く勉強会を開催してきましたが、目指せ100回です。内容も、そのときの機能の開発状況に合わせたり、メンバーのリクエストに応じて臨機応変にカバーしていく予定です。

「最初はリテラシーゼロで当たり前」だと思っているので、もしNstockに興味はあるけど知識に自信はないかも?という方がいらっしゃったら、ぜひ気負わずに応募して欲しいと思います。今いるエンジニアやPMも最初は「税制適格」や「行使」という言葉を知らない人が多かったので。また、そういう私も7年ほど前に「ストックオプションとは」とググるところからスタートしています。Nstockに入社するといくらでもキャッチアップできるので、入社時点の知識量は全然気にしなくていいと断言できます。

このように、ドメインエキスパートの存在はもちろん、職種問わずSOにまつわる知識をつけたメンバーがプロダクト作りをしていることは、Nstockの良いところなのかもしれません。

ちなみに余談ですが、以前野瀬さんに「初めてSOのことを学ぶために最適な書籍はありますか?」と聞いたことがあります。その際、書籍はどれも専門的で難しいので、五常・アンド・カンパニーの堅田さんによるnote記事「ストックオプションを設計するときに最初に読むnote」がおすすめと教えてもらいました。

内容が網羅的で、とても読みやすい文章で書かれています。本文だけでなく、有益な資料がたくさんリンクされているので、もしSOのことを詳しくしりたいよ、という方がいらっしゃたら読んでみてください。4年半前のnoteなのでやや古い情報も含まれているのですが、噂によると近々アップデート版が出るかも?とのことでした!

実際の様子はこちら

さいごに、「勉強会は具体的にこんな感じでやってるよ」という様子を少しだけご紹介します!

今回のテーマは「SOの行使手続きについて」。どんな役割の人が、どんな風に関わってSOは行使〜売却へと向かうのかを教えてもらいました。

読むだけだと理解を諦めてしまいそうな内容も、対面で教えてくれる機会があるので理解することができます(個人の感想です)。また、資料はすべてアーカイブされているので、いつでも誰でも読み返すことができます。

出典:証券保管振替機構-ストックオプションとその権利行使について

この日の勉強会では、

  • 株式名簿管理人と証券会社の違い
  • 権利者は、行使を行う際に行使請求書の提出と行使価格の支払いが必要であること
  • 権利者は、税制適格SO行使後の株式を売却前に別の口座に移管すると「保管委託要件」に抵触し、税制適格の扱いを受けられなくなるリスクがあること

などを学びました。どれも絶対に1人だと理解できていなかったので、とっても有難い機会でした。

誰もが最初は「分からない」から始まってた

Nstockには、SOを貰ったことがある人、行使して株式を売却した人、全然貰ったことがない人など、さまざまなバックボーンの人が混在していました。分かったことは、経験問わず誰もがSOの勉強を1から始めている、ということでした。

日本のSOがもっと価値あるものになれば、日本のスタートアップではたらく人がより幸せになるはず。そうなることを目指して、一同プロダクトづくりに励んでいます。

ぜひこの記事を読んで、「それなら安心かも?Nstockいいかも?」と思ってくださった方はオフィスに遊びにきてください!以下の採用ページから「オフィスツアー」を用意しています!

読んでいただきありがとうございました!

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