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育休を「これから取る人」が「取り終えた人」にリアルを聞いてみた

育休を「これから取る人」が「取り終えた人」にリアルを聞いてみた

育休を考えたとき、 「チームに迷惑をかけないか不安」「復帰後はスムーズに仕事に戻れる?」そんな気持ちを抱えたことはありませんか?

今回は、育休を「取り終えた人」と「これから取る人」が、育休のリアルを語り合いました。引き継ぎの不安、育休中の過ごし方、復帰後の変化まで—— 昨年、2ヶ月の育休を取得した内部管理の矢吹豊(以下、Joe)と、これから育休を取得予定で「どんな生活になるのかイメージが湧かない」と語るPMMの佐野稔文(以下、Tohsi)のふたりが本音をお届けします。

育休は“制度”より“取りやすい文化”

Toshi:実は僕、1月に入社したばかりなんです。面接のときから「妻が妊娠中で、出産後には育休を取りたい」と伝えていました。会社によっては入社1年未満だと取得できないケースもあるので確認したかったのですが、Nstockでは「全然問題ないよ。入社1年未満で取得した人もいるよ」と、取得を前提に内定をいただきました。

実際に入社してチームへ伝えたときも、面接時と変わらない温度感で祝福してもらえましたが、Joeさんはどのタイミングでチームに相談しましたか?

Joe:僕は出産予定の5ヶ月前には伝えました。業務はセカンダリー事業(準備中)の立ち上げに必要な登録審査対応やオペレーション設計を担当しているのですが、当時は業務がピークを迎えている大変な時期でした。なので、直前に「来月から育休を取ります」となると業務に支障が出る状況だったので、余裕を持って引き継ぎを進めたかったんです。

チームのみなさんに伝えた時には、「このタイミングは困る」といったネガティブな反応は一切ありませんでしたね。第一声で「おめでとう!」と言ってもらえたのを、今でも鮮明に覚えています。

Toshi:子どもが生まれたら育休を取ることが自然な文化として根付いているので、すごく安心しています。制度があるだけでなく、実際に取りやすい空気があるのが特徴ですよね。

先輩パパ・ママの存在が、人生の選択を変えた

Toshi:社内に子育て中のメンバーがいることで、Joeさんにとって良い影響はありましたか?

Joe:もちろんです。実は僕、もともとは子どもを持つことにそこまで積極的ではなかったんです。でも、Nstockで楽しそうに家庭の話をする先輩パパ・ママたちの姿を見て、「こういう生活、いいな」と思えたことが大きなきっかけになりました。人生の選択において、ポジティブな後押しをもらいましたね。

育休は「いつから」「どれくらい」、どう決めた?

Toshi:僕は第一子ということもあり、どれくらいの期間が必要かイメージが湧かなくて……。キリ良く「1クオーター(3ヶ月)」と決めたのですが、Joeさんはどのように期間を決めましたか?

Joe:「子どもの成長をしっかり見たい」という思いもあり、取得期間は2ヶ月にしました。周囲から「1ヶ月はあっという間だよ」とアドバイスをもらっていたのも決め手でしたね。
産後の最初の2ヶ月は義母が近くにマンションを借りてサポートしてくれることになっていたので、その期間が終わるタイミングでバトンタッチする形で育休に入りました。

育休直前に業務が長引きそうになり、「期間を2ヶ月から1ヶ月に短縮しようかな」と迷ったことがありましたが、メンバーから「ぜひ2ヶ月取ってください! 1ヶ月じゃ短いですよ」と背中を押され、予定通り取得できました。

チームを信頼して、バトンを渡せた

Joe:Nstockは今、セカンダリー事業に必要な金融商品取引業者の登録を進めています。登録審査は、書類を提出してから、数週間から長い場合だと1ヶ月以上の回答を待つような、リードタイムの長い業務です。そのため「自分がボールを投げて、回答が戻ってくるタイミングで復帰する」というスケジュールを目指しましたが、育休を2ヶ月取ることにしたので、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。今回は、書類提出までやり切るのは諦めて、下書きの状態まで対応し、残りの業務はメンバーにお任せして育休に入りました。

Toshi
:具体的な引き継ぎは、どのように進めたんですか?

Joe
:もともとNstockのセカンダリー事業を進めるうえで「情報のブラックボックス化」を防ぐ習慣は意識していました。フォルダ構成を整理し、誰が見ても資料の場所がわかるように整え、僕に確認しなくてもわかる状態にしていました。また、業務フローの詳細をメンバーにインプットしてもらうMTGを2ヶ月くらいに渡って行いましたね。

予定通りにいかないこともありましたが、チームのみんながプロフェッショナルとして主体的に動いてくれたおかげで、滞りなく進みました。本当に感謝しかありません。

ミルク、おむつ、寝かしつけ——育休中のリアル


Toshi
:育休中、仕事のことは気になりませんでしたか?

Joe:最初は気になってSlackを見ていましたね。ただ、みんなが気を遣って連絡を控えてくれたこともあり、自分から数回コメントした程度で、実務には一切触れませんでした。たまに覗くとみんなが楽しそうに議論していて、少し寂しさを感じることもありましたけど(笑)。

Toshi:育休中の生活は、どんなリズムでしたか?

Joe:ミルク、おむつ、寝かしつけ……その無限ループです(笑)。寝不足で記憶が曖昧な部分もありますが、少しずつ絵本に反応してくれるようになるなど、赤ちゃんの変化や反応を肌で感じられるのが嬉しかったですね。

Toshi:育休中、「正直しんどい...!」と思うことはありましたか?

Joe:環境がガラッと変わり、子ども中心の生活になるので、どうしても「社会との断絶」による不安はつきまといます。僕自身、2ヶ月目くらいにふと「早く社会に戻りたい」と感じる瞬間がありました。

パートナーは僕以上にきつかったはずです。産後の身体のダメージに加え、1年という長期の育休ですから。僕のミッションとして、パートナーのメンタルケアも重要だと痛感しました。

抱え込むより、任せるほうが組織は強くなる

Toshi:復帰に向けた生活リズムの調整はされましたか? 一気に仕事モードに切り替えられるか不安があります。

Joe:正直、リズムを整えるのは難しかったです。赤ちゃん中心の生活なので。むしろ不安だったのは、情報のブランクと「会話力」ですね。久しぶりに大人と会ったとき、言葉がスムーズに出てこなくて驚きました(笑)。

復帰後はSlack名に「リハビリ期間中」と表示させてもらい、まずはキャッチアップに集中しました。


Toshi:復帰後、仕事への向き合い方に変化はありましたか?

Joe:今回、物理的に業務を任せざるを得ない状況になったことで、結果的にチームのパフォーマンスが上がったんです。主に引き継ぎをお願いしたメンバーのokupiさんが活躍してくれて、「自分ですべて抱え込むより、任せるほうが強い組織になる」と学べたのは大きな収穫でした。

Toshi
:最後に、2ヶ月の育休を振り返っての感想をお願いします。

Joe
:期間として、僕には「2ヶ月」がちょうど良かったです。何より、子どもとの絆が深まったことは一生の財産です。日中、少し顔を見せるだけで嬉しそうにしてくれる姿を見ると、この時間を取って本当に良かったと思います。

仕事面でも、2ヶ月程度のブランクは何とかなるものです。子どもとのかけがえのない時間に比べれば、一時的な仕事の遅れは小さなこと。戻ってからバリューを発揮するチャンスはいくらでもあります。これから取得を考えている人には全力でおすすめしたいですね。

Toshi:Joeさんのお話、すごく参考になりました。不安よりも楽しみな気持ちが大きくなりました!

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